HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)の接種について:高校1年生の方は是非この夏休みに開始してください

2022年4月から国の積極的勧奨が再開され、接種を勧めている子宮頸がん予防のHPVワクチンですが、

今年2023年4月から、9価のワクチンも公費で定期接種できるようになりました。より効果の高いワクチンです。また、この9価のワクチンの場合、14歳のうちに1回目の接種を開始した場合、6か月あけて2回の接種で効果が期待できます。

現在高校1年生の方は来年3月までに接種を終了することが必要です。この夏休みに接種を開始すれば3回の接種が可能です。問診票は当院にあります。是非接種をお願いします。

キャッチアップ接種の方(平成9年度生まれ~平成18年度生まれの女性)にも、9価ワクチンが接種できます。ワクチンはより若いうちに接種したほうが効果は大きいですが、年齢が高くても、性交渉の経験のある方でも効果はあります。キャッチアップ接種は来年度までです(令和7年3月まで)。接種完了には6か月かかります。なるべく早く接種をお願いします。

詳しくは下記を参照してください。

2023年 厚生労働省 HPV パンフ 少6~高1

2023年3月 HPV キャッチアップ